細かい部分も忘れずに: 足指の間、爪の周り、かかとは汚れが溜まりやすい部分です。意識して丁寧に洗いましょう 。
物品の配置と防水: 患者さんの足元に防水シートを敷き、その上にお湯を入れたバケツ、タオルなどを配置します。患者さんが足を動かしてもぶつからない位置に置きましょう 。
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知覚鈍麻: 麻痺側は温度や痛みを感じにくい(知覚鈍麻)ことがあるため、湯温の確認は必ず健側で行います 。清拭時と同様に、熱傷に注意が必要です 。
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洗い終えた後は、拭き残しがないようにタオルで水分をしっかり拭き取ります。保湿剤を塗る、爪を切るなどのケアが必要な場合は、このタイミングで行います。
ベッドや衣類を濡らさないように防水シートは必須!タオルは吸水性の良いものを準備しましょう
ヒヤリハット回避! 足浴 安全・安楽な足浴のための【重要チェックリスト5】
足湯は心地よく、ついつい長く浸かってしまいがちですが、やりすぎるとかえって体に負担をかけてしまうこともあります。特に以下のような症状が出る場合は、時間や温度を見直す必要があります。
拘縮があっても行いやすい: 足をバケツに入れるのが難しい拘縮のある患者さんでも、袋で包む方法なら実施しやすいです 。指の間を広げる際の痛みも軽減できる場合があります 足浴 。
観察するポイントには、「皮膚が乾燥していないか」「皮膚が変色していないか」「掻痒感(そうようかん)はないか」「臭気はないか」「爪の状態は正常か」などが挙げられます。介護者は、足浴を行いながら被介護者の足先に何か不調の兆候が出ていないかをよく確認しましょう。特に、水虫や爪白癬(爪の水虫)などのトラブルについては注意深く観察してください。症状の度合いによっては、専門医の診察が必要です。 無料で有料老人ホームイリーゼの
寝たきりの状態や関節拘縮がある患者さんへの足浴は、体位の工夫や無理のないケアが大切です。
体内に溜まった水分を排出するために利尿作用の高いカフェインをお茶やコーヒーから摂りましょう。
体力の低下: 長時間の足浴は疲労につながるため、時間を短めに設定します。